マーケティング・ガーデンについて

『企画・設計のプロセス』をもっとも重視しています。

私どもは、定型のメソッドやフォームにあてはめるような調査ではなく、お客様の課題・問題意識に柔軟に応えられるオーダーメイドの調査をご提案しています。

そのために対話を通じて、お客様が知りたいことや悩んでいることだけでなく、市場・業界における位置づけ、近い将来のありたき姿、現実的に取り得るアクションプランなどをお伺いし、整理することからスタートします。

リサーチは、シンプルに考えれば『誰に、何を、どのように聞くか』を決めて、正しく実施することがすべてです。ヒアリングをふまえた最初の企画設計と、それに基づく質問内容(調査票・インタビューフロー)の作成が、リサーチの出来・不出来を大きく左右することになりますので、私どもはここに注力しています。

『役に立つリサーチ』を追求します。

『役に立つリサーチ』と感じていただくためには、言われた通りに調査を行って「こういう結果が出ました」とお伝えするだけでは不十分です。お客様が『次の一手』をどう打つべきか分かるアウトプットを、いかに作成するかが腕の見せ所。

そのため、企画・設計段階ではお客様のご要望を窺いつつも、課題に合わせて私どもが違ったご提案をすることも少なくありません。

レポーティングにおいても、得られたデータをいかに「価値ある情報」に高められるかを常に考えています。ただ、それは単に「難しい分析手法を使う」ということではありません。

巷でよく見られるのは、多変量解析を使うのはいいのですが「なんとなくちゃんと分析した」という自己満足で終わってしまうケースです。我々も多変量解析を駆使することはありますが、それによって課題が可視化できる、有益なファインディングスが得られる、という効果がなければ使う意味はないと考えています。

大事なのは、リサーチのプロとして、これまでに培った知見を活かし、どのようにデータを解釈すべきかをお伝えすると共に、どのような立場の人が見ても分かりやすく役に立つレポーティングを心がけることだと思っています。

お客様を『スター』にします。

私どもが嬉しいと感じることは、私どもを信じてご発注してくれたお客様が、調査結果をもとに課題を解決することで実績を評価され、ビジネスパーソンとしての地位を高めていくことです。

もちろん、お客様の成功はご本人の才覚や弛まぬ努力に依るものであり、リサーチひとつの結果が及ぼす影響力は少ないとは思います。しかしながら、お客様の成功を一緒に喜べる、そこに微力であっても貢献できる存在でありたいと常に願っています。

そのためにも、リサーチの結果に「責任を持つ」覚悟が必要です。特にその覚悟が求められるのは、結果が「お客様の望む方向性でなかった」とき。その場合は徹底的にデータを洗い直し、なぜそのような結果になったのかを探り、お客様にご納得いただける内容をお戻しするようにしています。

『職人』でありたいと思っています。

「職人気質」という言葉があります。

この言葉を具体的に開くと、以下のような性格や信念を指すようです。
『自分の技能を信じて誇りとし、納得できるまで念入りに仕事をする実直な性質』
『技術を探求し、また自信を持ち、金銭や時間的制約などのために自分の意志を曲げたり妥協したりすることを嫌う』
『いったん引き受けた仕事は、利益を度外視してでも技術を尽くして仕上げる』

私どもが目指しているのは、まさしくこの「職人気質」を持ったリサーチャーの姿です。お客様のために自らの専門性を120%提供できるよう、真摯に取り組みたいと思っています。

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